免疫 |
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| 白血球の中の免疫の主役がリンパ球なら、免疫の脇役は 白血球の中の顆粒球とマクロファージです。 その白血球の中の顆粒球とマクロファージのお話です。 |
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[★顆粒球] 顆粒球は、ブドウ球菌などの大型の細菌が体内に侵入してくると 抵抗体を作らないで、いきなり食べる性質があります。 顆粒球とリンパ球の行動パターンは違い、顆粒球がまず大型の 細菌を食べ、顆粒球が食べこぼした小型の細菌をリンパ球が 抗原抗体反応でやっつけるようになっています。 これが人間の体に備わっている大まかな自己防衛システムです。 顆粒球は体に炎症が起きた時に増え、そして細菌を食べた 顆粒球はすぐに死んでしまいます。 怪我をした時など、傷になった後には膿ができますが それはこの顆粒球の死骸なのです。 顆粒球が死んだ後、膿だけではなく、臓器や血管の粘膜上に 活性酸素という毒をまき散らします。 このまき散らされた活性酸素が組織や細胞を破壊する原因となり 病気が発生するわけです。 活性酸素が増えすぎてしまうとガンになったり、その他の炎症を 起こすことにもなります。 この顆粒球を支配するのが活動時に優位になる交感神経です。 顆粒球の細胞膜上には、アドレナリンと結合する受容体を 持っていてこれが交感神経の命令を受けます。 アドレナリンは心臓の動悸を速くしたり、血圧を上昇させる 副腎髄質ホルモンの主成分です。 そして、交感神経は脈を速くするほうに働く神経なのです。 交感神経が支配する顆粒球は自己防衛システムでありながらも 病気の原因にもなります。 過労が病気と直接関係あるのはこのためです。 [★マクロファージ] マクロファージはリンパ球の抗原抗体反応に対し、最初に異物を 分解し「これが抗原ですよ」と免疫に指示をします。 人間は単細胞生物から進化してできたもので、単細胞生物の 時代には顆粒球やリンパ球はなく白血球は マクロファージだけでした。 マクロファージの働きをより精巧に行うために進化して 生まれたのが顆粒球とリンパ球です。 元々は顆粒球とリンパ球の役目も果たしていましたが 現在では的確な指示を出す役目をしているのです。 [★まとめ] リンパ球、顆粒球、マクロファージの白血球には広義の意味で 自己防衛システムがあります。 免疫が高いということは、リンパ球が減らないで顆粒球が 増えすぎない事ですよね。 つまり、リンパ球をコントロールしているのが副交感神経で 顆粒球をコントロールしているのが交感神経なので 自律神経のバランスがよいと免疫力があるということになります。 これでストレスがいかによくない事か、自律神経のバランスを 崩す犯人はストレスだとおわかりいただけたでしょうか? 「最強の免疫学」(安保 徹)著書参考 |
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